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美しい心・美しい日本語・ことばを心にのせて     スペースU

月日の経つのは早いもので。。。

気がつけば、
「アンドロマック」の公演が終わって早くも一週間が経とうとしております。

皆々様には大変お世話になりました(^0^)
あやぞう、この上なき幸せでございます♪ありがとうございました!!

さてさて、オイラのこの一週間はというと
社会復帰しつつ、
劇場まで足を運んで下さった方たちからの感想を頂いたり
全く違うフィールドに首をつっこんでみたりと、なかなか充実した期間でした(^^)

今回、アンドロマックに従事する役、セフィーズをやらせて頂いていつにも増して
たくさん得るものがありました。
特に、ただそこに居るということがいかに大変なことか、身にしみて実感(><)

公演を経験するごとにまたまた課題が増えていきます、、、が、がんばっていきまっしょい♪
がんばれ私★ファイトだ自分(^^)/

そして、こんなに手のかかるオイラではございますが末永くよろしくお願いしますm(_ _)m

稲垣 あやぞう
# by spaceu | 2007-04-22 02:03

祭りの後に…。

3/21に稽古が始まったばかりだと思っていたのに、もう千秋楽から3日も経ってしまいました。

今回の「アンドロマック」の感想を誰よりも早く?書かせていただきたいと思います。

稽古に入る時、大将・大島宇三郎に「いつも通りの一生懸命さでいい。でも、今までのままの芝居では駄目だぞ」と謎掛けされました。

今までのままの芝居では駄目?わかったようなわからんような感じ。
つまりは、さっぱりわかってなかったみたいです。。。

今まではがむしゃらで、熱く突進している事で、許された部分がありましたが。
それだけでは太刀打ちできないのが今回の作品であり、私の与えられたセフィーズと言う役だったようです。

熱い気持ちはそのままに。
しかし、役者本人は、カッカしすぎないように。
それで視界が狭まってしまわないように。
気持ちだけで突進して、どえらい怪獣のような表情になっている事も、
それが、表現する上でまったく役に立たないどころか、かえって邪魔だと言う事も。

視界が狭まると、ホントに大変ってことは、相方役が私に迷惑を被っている姿を見て、初めて気づきました。

テクニックだけの役者はクソですが、テクニックも無く突進する役者もまた阿呆です。

熱い気持ちを伝えるための冷静な頭。

それは、そのままセフィーズという役にも驚くほど重なりました。

アンドロマックのために命がけで、仕え、彼女と彼女の宝である王子の命をなんとしてでも守り抜くために、必死に、しかし冷静に頭脳をフル回転させ、全てを受け止めて、見守り、時としてはなりふり構わずしたたかに…。

ガキンチョの出来る事ではありません。

精神的に深い所で大人でないと。

セフィーズは子供では勤まらない。

だから、わたしも大人になれよってことだったのでしょうか??

どこまで大人に近づけたか、それはさっぱりわかりませんが、
少なくともすっごいヒントには一つ巡り会えた気がします。

人に比べると、不器用でゆっくりズムですが、私のこの遅すぎる発見は、私に取っての小さくて大きな一歩でした。

ありがとうございました。

やらせていただける幸運に恵まれた事を、ひたすら感謝致します。

どこまで成長が芝居に反映されたのかはわからないけど、これからの糧に精進したいと思います。

本多由佳
# by spaceu | 2007-04-19 01:06

出会い

おはようございます!!
唐突ですが、皆さんは12年前の自分を覚えていますか?12年前、1995年の亥年です。
12年前の私は大変忙しく、激動の年でした。正月明けの阪神大震災、 3月から始まった
オウム真理教事件と大変大きな天災・人災が続き、当時TVのレポーターだった私は東奔西走の毎日でした。特にオウム事件では、約8ヶ月間毎日中継をし、徹夜や長距離移動の日々を送り、役者としては全く活動ができない状態でした。
そんな時、大きな出会いがありました。大島宇三郎氏、ウサさんとの出会い、すなわちスペースUというワークショップとの出会いだったのです。芝居・演劇に餓えていた私は、当時毎日いた南青山総本部前からの中継を終えると、週三回のワークショップに嬉々として参加し(翌日の取材がない時に限りですが・・・)、思いっきり身体を動かし大声をだし熱気と汗水のなかで、演技することの喜びを初心に帰って楽しみました。レポーター稼業のストレスを発散し、自分が本当にやりたいことはやっぱり芝居だと感じていました。
そしてそのワークショップでもう一つの大きな出会いがあったのです。
戯曲「アンドロマック」との出会いです。遅まきながら初めてのギリシア悲劇との出会いでした。膨大な台詞の量とテンションの高さとスケールの大きさに圧倒されながらも、これがサラッとできたら・・・!?なんて無謀なことを考えながら、この台詞劇との闘いが始まったのです。もしあの時、ウサさんとこの戯曲と会っていなかったら、役者羽田真は今日存在せず、幸福な日々を送っていたかもしれません・・・・!?いえいえ、とんでもない今が幸福です。だって、ついにお客様の前でこの芝居に初挑戦しているのですから!!
あれから、12年、ワークショップのメンバーも大きく入れ替わり当初からいるのは3人だけとなりましたが、新しい素晴らしい仲間と共に、今また言葉の洪水のなかでもがき楽しむ毎日です。そこに山があるから登ると言ったクライマーがいましたが、まさにそこに台詞があるから喋りたい、生きてみたいそんな芝居です。しかもベニサン・ピットです。舞台は整いました。後は退路を絶って進むのみ!
そんな決意で望んだ初日!も終わり、あと3回となりました。
今日も初心に帰って、舞台に立ちます。


羽田真
# by spaceu | 2007-04-14 08:25

4月13日、金曜日!!

初日が開きました!!

今日一番緊張していたのは、台詞が超多い主軸のメンバーと、そしてそして、誰より我らが大将、大島宇三郎氏だったに違いない!!

台本を握りしめて、どきどきしながら舞台を見つめていた事でしょう!!

出来上がりの方は…大将も「嬉しかった」との事!!

まだまだ、個人個人は課題やこだわりや、追求したいものがたくさん有ると思いますが、自信を持ってお客様にお届けできる、熱くて重厚な作品になったって事なのでしょう!!

このブログを読んだけど、まだチケット予約してないなんてあなた!!

これは、是非とも、観ておいた方が良いですっ!!
他ではなかなか観られないし、上演できない作品です!!

あれれ、びっくりマークだらけの文章ですね。。。
でもそれくらい、「アンドロマック」は力作ってことなんですっ!!(←あ、また)

だから、ぜひぜひ観に来てくださーい!!

ほんだゆかでした☆☆
# by spaceu | 2007-04-14 01:53

4月10日

最後の稽古!

裏の公園の桜はつい先日まであんなに満開だったのに今は、風が吹いたときだけ、ヒラヒラと舞い散る花びらが桜を思い出させてくれるだけ…

皆の衣裳の手直しが出た…わたしの衣裳は、なんと、今から全て作り直し!
劇場入りしてからの戦い!!衣裳班の皆さま、どうぞよろしくお願い致します!!

今夜は稽古打ち上げ!風邪か、台詞の多さに対しての悲鳴なのか、喉が痛んでる者が多数!元気をつけようと、いつもの、入口に象の置物がある中華屋さんに行ったが、満席で入れてもらえなかった…
最近、安いおつまみ料理も廃止しちゃったし、象さんとこも、もうなかなか寄れなくなるかな…
しょうがないから隣の焼き鳥屋に入り、皆で生肉を食べた!鯨も食べた!野菜も食べた!
よ~し!
明日は九時に劇場入り、仕込みだ!!

田村まどか
# by spaceu | 2007-04-13 08:11

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