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美しい心・美しい日本語・ことばを心にのせて     スペースU

出会い

おはようございます!!
唐突ですが、皆さんは12年前の自分を覚えていますか?12年前、1995年の亥年です。
12年前の私は大変忙しく、激動の年でした。正月明けの阪神大震災、 3月から始まった
オウム真理教事件と大変大きな天災・人災が続き、当時TVのレポーターだった私は東奔西走の毎日でした。特にオウム事件では、約8ヶ月間毎日中継をし、徹夜や長距離移動の日々を送り、役者としては全く活動ができない状態でした。
そんな時、大きな出会いがありました。大島宇三郎氏、ウサさんとの出会い、すなわちスペースUというワークショップとの出会いだったのです。芝居・演劇に餓えていた私は、当時毎日いた南青山総本部前からの中継を終えると、週三回のワークショップに嬉々として参加し(翌日の取材がない時に限りですが・・・)、思いっきり身体を動かし大声をだし熱気と汗水のなかで、演技することの喜びを初心に帰って楽しみました。レポーター稼業のストレスを発散し、自分が本当にやりたいことはやっぱり芝居だと感じていました。
そしてそのワークショップでもう一つの大きな出会いがあったのです。
戯曲「アンドロマック」との出会いです。遅まきながら初めてのギリシア悲劇との出会いでした。膨大な台詞の量とテンションの高さとスケールの大きさに圧倒されながらも、これがサラッとできたら・・・!?なんて無謀なことを考えながら、この台詞劇との闘いが始まったのです。もしあの時、ウサさんとこの戯曲と会っていなかったら、役者羽田真は今日存在せず、幸福な日々を送っていたかもしれません・・・・!?いえいえ、とんでもない今が幸福です。だって、ついにお客様の前でこの芝居に初挑戦しているのですから!!
あれから、12年、ワークショップのメンバーも大きく入れ替わり当初からいるのは3人だけとなりましたが、新しい素晴らしい仲間と共に、今また言葉の洪水のなかでもがき楽しむ毎日です。そこに山があるから登ると言ったクライマーがいましたが、まさにそこに台詞があるから喋りたい、生きてみたいそんな芝居です。しかもベニサン・ピットです。舞台は整いました。後は退路を絶って進むのみ!
そんな決意で望んだ初日!も終わり、あと3回となりました。
今日も初心に帰って、舞台に立ちます。


羽田真
by spaceu | 2007-04-14 08:25

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