2020年 05月 24日
緊急事態宣言解除濃厚...
緊急事態宣言解除濃厚!?自粛の緩和が始まるぞ!!そんな気持ちの長乃稔です。
そんな気持ちの中で、一冊の本を読みました。
「成り上がり」
超有名な本でございます。俺が生まれる2〜3年前に発売されたこの本、言わずと知れたロックスター矢沢永吉さんの自伝です。
古希を迎えた今もなお現役バリバリに輝き続ける。この本が発売された時は28歳だったそうです。今の俺よりもはるかに若い…
俺みたいな分際が語るのはかなりおこがましいんですが、本を読んだ感想として、「芯が通っている」そう感じました。
決してブレない芯、古希になられた今もきっとブレていない。
色んな印象的なエピソードがありましたが、特に印象が強かったのは貧乏だった幼少時代のエピソード。
クリスマスイヴの日、近所の土手で遊んでいる時にお金持ちの家の男の子がデコレーションケーキを持って舐めながらやって来る。
「お前の家ではこういうの食えないだろう。欲しいか。舐めさせてやろうか?」と言ってくる。舐めさせてほしいと言うと、「そうか、舐めたいか」と言ってケーキをちぎってくれた。
その後男の子は、さも食べ飽きたという顔をしながらそのケーキを投げてきた。投げられたケーキは自分の頬っぺたにベチャっとくっつく…
頬っぺたから落ちないでくれ。落ちないでくれさえすれば、あいつが居なくなってから舐められる…
そう思い、男の子が横を向いている時に、舌をのばして舐めた。
その時に、「誰よりも金持ちになってやる。今に見てろ。」という気持ちが強力になったそうです。
強烈だな…
こういう口惜しい経験やその後の色んなエピソードがあり、ハングリー精神やブレない芯が生まれたんだと感じました。
役者としても勿論ですが、ひとりの人間としても芯を持って生きよう。そう思いました。
ただ、俺が幼少期に同じ経験をしてたら、
「おかあさぁぁぁーーーーーん!!!」って叫びながら泣きじゃくっただろうな💦😭
by 稔
by spaceu
| 2020-05-24 22:24